« 稲にわうどん 古都里@水天宮 | トップページ | セカイサンポ »

2008/11/22

【読書】凍/沢木 耕太郎

会社の先輩が感動したと言ってオススメしてくれた一冊。

沢木耕太郎氏のノンフィクション。
沢木氏の著書は、むか~し、深夜特急を読んで以来。細かなストーリーは覚えていないけど、胸がむかつくぐらいのもわっとした空気感のある作品だった気がする。それだけ迫るリアルさがあったのだろう。また読み返してみるのもよいかもしれない。

凍では、山野井泰史・妙子夫妻のヒマラヤのギャチュンカンへの登頂の挑戦を描いている。
強い信頼と、人の絆によって、達成した単独登頂譚。
人の限界を超えてるとしか思えない過酷な状況下でに、こんなにも冷静に思考できるのかしら?
過酷な状況、そしてそのときの2人の戦いの選択がリアルに描写されていて、思わず苦しくなった。死を意識するような、死と隣り合わせの壮絶な状況の中で、失望せず、あきらめず、進んでいく姿は、何がそこまで駆り立てるのか理解を超えているけど、それほどまでに純粋に夢中に求めることができるものがあるって、ある意味うらやましいと思った。
それがあるから、自由でいて強くいられるんだろうなと。

オススメしてくれた先輩は、感動して、自分もヒマラヤ登山をしたくなったと言っていた。私は、限界を超える状況下で、究極の選択により代償をはらいながらも、最後には達成した姿、そして、今もつづく2人の純粋な山への気持ちは、心揺さぶ られたし、共感できなくはないけれど、実際のところそこまでしたいと思う冒険心は持ち合わせていないかも。
2人の無事にほっとしたし、朗報を待つ家族の下に、無事の連絡が届けられたところで、一番感極まったんだけど、きっと、そこは作者の意図としても感動ポイントじゃないかも(笑)

株式会社エバニューのサイト内に山野井泰史氏のページがあります。
ー山野井泰史ー
http://www.evernew.co.jp/outdoor/yasushi/yasushi1.htm

|

« 稲にわうどん 古都里@水天宮 | トップページ | セカイサンポ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

ちょうど今、深夜特急読んでます!
一巻目はエンターティメントとしてとても優れていると思います(巻末の対談が蛇足かな)。カジノに行ってみたくなりました。
ブログを何故書くのか。私は「情報を発信するのは市民の義務だと思うから」です。もっと言えばグーグルの「全ての情報は検索されるべきである」という理念に賛同するから。
今回紹介された本は未読なので、読んでみようと思います。

投稿: wani | 2008/11/23 18:23

>waniちゃん
深夜特急、また最近、注目の様子ですねぇ。
凍も是非、読んでみてね。ちょっとネタばれな記事になっちゃったけど(^^;
それにしても、waniちゃんのブログを書く理由は、なるほど深いねぇ。
私は、やっぱり「気まま」な気持ちが一番かもしれません(笑)

投稿: じゅんこ | 2008/11/24 00:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77097/43186624

この記事へのトラックバック一覧です: 【読書】凍/沢木 耕太郎:

« 稲にわうどん 古都里@水天宮 | トップページ | セカイサンポ »